|
浅生 鴨(あそう かも、1971年 - )は日本の作家、広告企画制作者。男性。本名は非公表。元NHK職員であり、在籍時に同放送局の広報局Twitterを担当していたNHK_PR1号(エヌエイチケイピーアールいちごう)として知られる。2014年7月末にNHKを退職後は作家として活動している〔。 == 略歴・人物 == 兵庫県神戸市出身。早稲田大学除籍。大学在学中より大手ゲーム会社、レコード会社などに勤務し、企画開発やディレクターなどを担当したのち〔BOOK著者紹介情報〕、2004年よりNHKに中途入局した。ディレクターとして『週刊こどもニュース』などを担当したり、番組の広告やCMなどを手がけた〔。 2009年に広報局としてTwitterアカウント「@NHK_PR」を開設。企業の公式アカウントらしからぬ自然な会話や日常的なつぶやき、サブカルチャーの話題やネットスラングなどを織り交ぜた「ユルい」ツイートが人気となり、この経験を書籍『中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい?』としてNHK_PR1号名義で出版した。2014年春、退職を前にTwitterを引退(アカウントは他の担当者により継続された)。引退時のフォロワーは60万人以上に達していた〔。退職を選んだ理由は、パラリンピックの普及活動など、NHK職員であるためにやりづらい活動をもっとやりたいと考えたためで、退職後もNHKなどで広告や番組制作の仕事を続けている〔。 NHK_PR1号時代はつぶやきの内容から女性と見られたこともある。作家となって以降も顔出しはせず、生年月日などは公表していなかったが、2014年9月現在で43歳の男性とインタビューに答えている〔。ペンネームは「あ、そうかも」にひっかけた駄洒落が由来である〔浅生鴨 、浅生鴨facebook、2014年9月24日閲覧。〕。2015年に1971年生まれであることと神戸市出身であることを明かした〔今夜も窓に灯りがついている. vol.11 気づかないまま、それは。 、宣伝会議、2015年3月9日閲覧。〕。このことに関連して、阪神・淡路大震災において被災した経験を持つこともツイート等で述べている。 浅生鴨としての活動はNHK在籍時より始めており、初めて書いた短編小説「エビくん」〔群像 2013年10月号 特集:はじめての小説 〕 が新聞書評などで高い評価を受けた〔毎日新聞 文芸時評(2013年9月25日)※群像編集部によるツイート 〕〔東京新聞 文芸時評(2013年9月26日)※群像編集部によるツイート 〕。 その後『yom yom』(新潮社)、『群像』(講談社)などの雑誌に小説、エッセイなどを寄稿している〔。なお「エビくん」は翌年の日本文藝家協会による短編アンソロジー『文学2014』に収録された。また『このマンガがすごい! 2015』(宝島社)では「各界のマンガ好き」に選ばれ、回答を行っている〔このマンガがすごい!2015 回答者リスト 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浅生鴨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|